弟を捕らえ追い詰めた兄。
罪人の尻尾を掴み、その罪を曝す必要がある。
罪と嘘の真実は本人の心の中にだけある。
自白しない限り、死ぬまでその罪に苛まされるのは本人なのだ。
そして死まで連れて行くと死後、そして後世にまで引き継ぐ輪廻へと苦しみは付き纏う事になる。
それは被害者と加害者の両者に枷を付け、終わらない苦しみを課す事になる。
それを解消するために兄は弟を追及し、お互いの負の輪廻を解放するために転生を余儀無くされたのだ。
弟は自分を追い詰めた人間が、自分の手で殺した兄である事を知らずに、その口を割りはしなかった。


HADES CALLER 3rd
1/4 Song No.7 事実はお前の中

a1
お前の足を掴んだ
罪は足枷
自分で外して楽になれよ
お前しか錠を持たない
総てを話せ
賢いやつはそうする
時の流れはお前を蝕むだけだぜ

b
逃げているんじゃない
これはお前がやった事
事実は消えない
それはお前の心の中にある

a2
俺の尊厳を掴んで引き摺り回した様に
お前がした事がお前自身も苦しめる
黙って墓場まで連れて行くのか?
それは終わらないんだぜ
お前の魂に刻まれるのだから

b
逃げているんじゃない
これはお前がやった事
事実は消えない
それはお前の心の中にある

c1
お前の歴史等知らない
お前がどれだけ繰り返して来たか知らない
お前に興味はない
しかし、俺は知らねばならない

c2
俺に降りかかった不幸が俺の人生を造る
お前が犯した罪が俺の人生を染める


お前は正直に総てを話すんだ

solo

a3
俺は逃がさないぜ
死ぬまでつきまとう
お前の霊と同じ一心同体だ
次の転生まで待てないんだ
負の連鎖は、この代で終わらせる

b
逃げているんじゃない
これはお前がやった事
事実は消えない
それはお前の心の中にある

c1
お前の歴史等知らない
お前がどれだけ繰り返して来たか知らない
お前に興味はない
しかし、俺は知らねばならない

c2
俺に降りかかった不幸が俺の人生を造る
お前が犯した罪が俺の人生を染める